神社に現れた巨大な輪っか。
いつも通り過ぎていた神社に突然巨大な輪っかが……!
以前自転車通勤をしていた時があって、ちょうどその帰り道に神社があったんです。そこの神社は4神を祭っていて万能に願いが叶えられる事で有名な神社なので、当時派遣社員だった私は、「正社員になれますように」という願いをこめてよく立ち寄っていました。町のすこし外れにあるのですがのどかでとても感じのいい神社です。参拝客や近くを散歩がてら来る人も多いようです。ハトが多いせいか子供づれの姿もよく見られます。そんな神社に、ある日突然巨大な輪っかが…!い草のような物で作られた巨大な輪っかはちょうど鳥居の下にあり、参道を歩いて来るとちょうどくぐれるようになっています。後に本で読んだのですが、それは夏越の祓という行事のようです。6月のみそかに茅でできた輪を潜り、罪やけがれをはらうという禊の行事によるものだそうです。本によると茅の匂いが疫神を祓うのだとか。私の見た夏越の祓では回文を唱えながら茅の輪を7回くぐるとされていました。子供づれのおかあさんたちが多くてちょっと恥ずかしくて7回も潜る事は出来なかったのですが(しかも回文をとなえながらというのもなかなか一人では恥ずかしい)今度の夏、もし見かける事があったらぜひチャレンジしてみたいものですね。さて、その回文というのがなんだったのかちょっと思い出せないのですが、回文にはおめでたいものや願いを込めたものが多いので、今度はその回文をちょっとメモしておきたいなと…。この夏越の祓、神社によっても行われ方が違うようです。本によるとある神社では名前と住所を書いた人形で自分の身体を撫でて息を吹き掛けて疫を移し、それを神社におさめるのだとか。なんだか効きそうですね。そういえば今年厄年のはすなんですが厄払いにはいってない私。今年の夏越しの祓で落してこようかしら。厄年の厄とはちがうのでしょうか?
うーん?神社にお参りするとなんだか力が沸いてくるような気がします。こう、ふわっと後ろから風がふいてくれているような爽やかな気持になれますね。そう思うようになったのは最近のことなのですが、それからは通りかかりに神社を見つけるとお参りしていくことが多くなりました。神社にもいろいろな神様がいらっしゃるので、あまり入ったことのない神社に詣でる時はすこし緊張します。でも昔からよく通りかかったり、境内をお散歩した記憶のある神社はなんだかとても明るく感じて優しい気持になれることが多いです。神社にも相性があるのでしょうか?
神社というとハトにエサをあげるというのが子供のころの記憶ですね。上で書いた夏越の祓をしていた神社にはハトがたくさんいます。神社の前に有名な通りがあって観光でエサをあげていたためもあるのかもしれません。小中学時代にこのへんの本屋を度々友人と訪れていましたが、ハトにエサをあげたり、商店街で買い食いをしたり…。そうそう、この通りにちいさな小さな映画館があって、そこがまた良い雰囲気でした。入口を入って狭い階段を登っていくのですが、途中においてある古びたソファーや日のあたる廊下、全てがコンパクトで本当に「隠れ家っぽい」映画館でした。何年か前に無くなってしまったのでとても残念に思いました。その他にも友達と映画いに行く前に時間を潰して過ごした喫茶店は映画のポスターや店内のレトロ感、ミックスジュースなど私の大好きな雰囲気だったり、近くには小さい頃によくつれていってもらったおそばやさんがあったりと、私にとってその神社の周辺は思いで深い場所となっています。
好きな場所って、もしかしたら私に合った場所なのかもしれません。緑の多い公園や図書館にいく道、よく散歩する川辺など、人と土地の相性ってもしかしたらとても良い物を生み出すのかも知れませんね。今度自分の好きな場所を良く考えて地図にして巡ってみるのもおもしろいかもしれませんし、もしかしたらなにか意外な発見や出会いが待っているのかも知れませんね。